2025年5月から行っていた、8.0以降の性能回復活動(MySQL-RP)は、遂に現役バージョンの8.4に到達し、RP-8.4は、RP-8.0と大体同等の性能を確保できました。(とはいえ、まだ一部怪しいところはありますが、性能は十分。)
8.4はLTSとはいえ現役バージョンなので、MySQL-RPへのソースコードマージのコストとリスクを減らすため、RP-8.4ではPGOビルドの性能を基準としています。(PGOビルドで補正可能なソースコード変更は止めて、コードの差異を減らしています。)
ということで、支援者配布用にPGOビルドパッケージを制作することにしまして…
ついに(!)
- (一応)現行現役のバージョンで
- (世界で最も長くMySQLの性能を見てきた私の)納得の行く性能を
- (tar.gzバイナリで)全ユーザーに提供することが
できるようになりました。
バイナリは基本、支援サイトPatreonでの支援者向けの公開なのですが、MySQL-RP-8.4 スタート記念として 8.4.11-RP047 は公開期限つき一般配布を行っています。(再配布は禁止です)
実際のシステムで利用可能なレベルを想定して、本家 Community Edition の TAR パッケージと同等になるようにしています。(リンクしているOpenSSLのバージョンの違いで小さな差異はあるかも知れないですが。)
(多分世界最高性能のMySQLを)試していただいて、今後のアップデートなど必要であれば是非支援をお願いします。
通常利用は勿論、ハイエンドのNUMA構成で、他のMySQL系製品では太刀打ちできない安定した高性能・高スケールが見られる筈です。
よろしくおねがいします。
以下、RP-8.0(RP046PGO) と、このRP-8.4(RP047PGO)バイナリパッケージの比較確認ベンチマークです。(過去エントリの追加検証です。)
(Intel Xeon CPU E5-2699 v4 ; 2 nodes NUMA)
80norm: 8.0.42 ノーマルビルド
80RP046: 8.0.42-RP046 PGOビルド
8411com: 8.4.11 本家 Comunity Edition 配布 TAR (多分、部分的なPGOビルド)
84RP047: 8.4.11-RP047 今回の配布バイナリ (PGOビルド)
- シングルスレッド性能 : OK
- Adaptive Hash Index スケール性能 : OK
- lock_sys スケール : OK
- log_sys スケール : OK (RP047で修正済)
- purge_threads スケール : OK
- シングルblock競合 (主にindex root) : OK (但し、8.0->8.4 で何か regression はある模様。[TODO: FIX])






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